坂出市で屋根コーティングを行うメリットと注意点
目次
【結論】
坂出市で屋根コーティング(既存屋根の洗浄後に下塗り+上塗り樹脂で保護)を行う最大のメリットは、「塩害・強日射からの劣化抑制」「雨漏り予防」「室内温度ピークの低減(遮熱併用時)」「足場共用で外壁と同時にコスト圧縮」です。一方で、素材適合・下地状態・塗料グレード選定・乾燥条件を誤ると、早期剥離や膨れ、保証非対象のトラブルになりがち。坂出の沿岸~内陸では塩分付着が多く、エポキシ防錆や遮熱グレード、規定洗浄(塩抜き)と塗布量厳守が成否を分けます。
第1章|屋根コーティングの主なメリット(坂出ならではの効用)
- 耐候性アップと退色抑制
- 瀬戸内の日照時間は全国でも多い部類。UV劣化を抑え、瓦・スレート・金属の色褪せを遅らせる。
- 塩害・錆対策(沿岸部)
- 海塩粒子が付く金属屋根・板金部(棟包み・谷樋・水切り)に、防錆下塗+上位塗料で腐食進行を抑制。
- 雨漏り予防(シーリング・板金留めの併修)
- 棟板金の浮きビス交換(SUS化)+シーリング打ちにより、台風時の吹込みを抑える。
- 遮熱による室温ピークの低減
- 遮熱上塗で夏季の小屋裏温度を低下。居室で体感-1〜2℃程度、エアコン負荷を軽減。
- 外壁同時施工で足場費の節約
- 美観回復と資産価値の維持
第2章|適した屋根材と不適合ケース
- コーティングが有効な屋根材
- 化粧スレート(コロニアル等):下塗りで吸い込み止め、上塗2回が基本
- 金属屋根(ガルバ・トタン):素地調整+エポキシ防錆下塗→上塗
- セメント瓦・モニエル瓦:専用シーラーで脆弱層を固化してから上塗
- 注意・不適合になりやすいケース
- アスベスト後期~ノンアス初期スレートで層間剥離・割れ多:再塗装不可で葺き替え・カバー推奨
- 陶器瓦(釉薬瓦):基本は塗装不要。割れ・ズレ補修が主
- 錆進行が重度(穴あき)や下地野地板が腐朽:塗装での延命は不可、板金交換・葺き替えへ
第3章|坂出の気候・立地が与える影響と対策
- 強日射×乾燥傾向
- 退色・チョーキングが早い。ラジカル以上の耐候グレードを基準に。
- 海塩粒子の付着
- 施工前の塩抜き洗浄(高圧水+淡水リンス)を徹底。金属部はケレンST2〜3→エポキシ防錆。
- 風当たり(瀬戸大橋側・高台・角地)
- 塵埃の衝突・雨筋が強まり、塗膜摩耗が早い。無機・フッ素でメンテ周期を延長。
第4章|塗料グレードと選び方(屋根)
- シリコン(耐用8〜12年)
- 価格重視・外壁と10年サイクル揃え。例:日本ペイント「ファインSi」
- ラジカル(耐用10〜13年)
- 退色・チョーキング抑制が強化。例:「パーフェクトベスト」
- フッ素(耐用12〜18年)
- 無機/ハイブリッド(耐用15〜22年)
- 長期コスパ重視。例:関西ペイント「アレスダイナミックMUKI(屋根対応)」等
- 遮熱グレード(どの樹脂でも選択可)
- 例:エスケー化研「クールタイト」、日本ペイント「サーモアイ」シリーズ
選定のコツ
- 素地・勾配・日射方位でグレードを変える(南・西面を上位化する塗り分けも有効)
- 色は明色ほど遮熱効果が高いが、汚れは目立ちやすい。3〜5分艶がバランス良。
第5章|標準工程
- 現地診断:割れ・反り・釘浮き・雨仕舞いの確認、ドローン併用可
- 足場+飛散防止メッシュ
- 高圧洗浄(10〜15MPa)+塩抜きリンス、苔・藻はバイオ洗浄
- 下地補修:クラック補修、釘/ビスのSUS交換、棟板金の下地貫板点検
- 素地調整:ケレン(手工具/電動)で錆・白亜化を除去
- 下塗り:吸い込み止め/防錆(規定塗布量)
- 中塗り・上塗り:規定塗布量・乾燥インターバル厳守
- 最終検査:塗膜厚・ピンホール・付着試験、工程写真の提出
第6章|費用相場(坂出エリア・税込の目安)
- 30坪住宅・屋根面積80〜100㎡
- シリコン:20万〜38万円
- ラジカル:26万〜45万円
- フッ素:34万〜55万円
- 無機/ハイブリッド:40万〜65万円
- 付帯・関連工事
- 棟板金交換(貫板含む):6万〜15万円
- 谷樋板金の補修:3万〜10万円
- ドローン点検:0.5万〜1.5万円
- 外壁同時施工で足場共用すると、総額で8万〜15万円の圧縮が見込めます。
価格が上下する要因
- 屋根材の劣化度(下地補修の有無)
- 3階建・急勾配(屋根足場追加)
- 塗料グレードと色(遮熱・淡色は人気で若干上振れ)
第7章|よくある失敗と注意点(回避策つき)
- 下地不良のまま塗る
- 回避:層間剥離や脆弱素地はケレン・補修後、規定下塗で固化
- 乾燥不足での重ね塗り
- 回避:メーカー規定のインターバル・含水率(木部は12〜15%以下)を厳守
- 海側の金属部に汎用下塗り
- 回避:エポキシ防錆や2液型を採用、下地等級ST2〜3を守る
- 既存塗膜との相性ミス
- 回避:試験塗りで付着確認、溶剤/水性の適合表をチェック
- 遮熱だけに期待しすぎる
- 色選びの後悔
- 回避:A4見本板を屋外で南北面比較。明色は汚れ、濃色は熱伸縮の影響に注意
第8章|見積チェックリスト(屋根版)
- 製品名・グレード(例:NP サーモアイSi)
- 規定塗布量と缶数、希釈率、乾燥インターバル
- 素地調整の等級(ケレン方法・番手)、高圧洗浄の圧力値
- 防錆下塗りの製品名(金属部)、スレートの下塗種類(シーラー/フィラー)
- 棟板金の付帯工事(貫板交換・ビスSUS化)の有無
- 足場共用の可否、屋根足場の追加単価
- 施工保証年数(屋根3〜10年の目安)と対象事象
- 工程写真・検査記録(塗膜厚・付着試験)の提出
第9章|スケジュールとベストシーズン
- 現地調査〜見積:1〜3日
- 工期:2〜5日(屋根単体、天候で前後)
- ベスト:3〜6月、10〜11月(乾燥安定)
- 梅雨・台風期は順延前提。無理な施工は剥離の原因
第10章|坂出市の簡易事例
事例A|川津町・スレート屋根
- 仕様:高圧洗浄→シーラー→遮熱ラジカル(NP パーフェクトベスト)
- 効果:小屋裏温度ピーク体感-1.5℃、退色抑制
事例B|与島寄り沿岸・金属屋根
- 仕様:ケレンST3→エポキシ防錆→無機上塗(KP アレスダイナミックMUKI)
- 効果:塩害域での赤錆再発抑制、艶持ち改善
第11章|補助・支援と相談先(2025年時点)
- 補助は主に省エネ(遮熱・断熱)系で年度により対象化
- 最新情報は
- 坂出市役所 建築・住宅関連窓口
- 香川県 住宅・省エネ支援ページ
- 申請のコツ:着工前申請・製品名入り見積・施工前写真・仕様書が必要なことが多い
第12章|まとめ
- 坂出では「塩害対策+高耐候グレード+適正洗浄」が屋根コーティングのキモ
- 外壁同時で足場共用すると総額が下がりやすい
- 見積は「製品名・塗布量・下地処理・保証・工程写真」を明記
- 下地が重度劣化なら、無理に塗らずカバー/葺き替えを検討
第13章|株式会社 彩工業
事務所概要
所在地:〒763-0054 香川県丸亀市中津町379-1
電話番号:0800-8080-416(フリーダイヤル)
受付時間:9:00~18:00(年末年始、GW、お盆、祝日、土日を除く)
公式サイト:https://www.irodori-k.com/
対応方法:Zoom・電話・来所
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