目次
【結論】
丸亀市で屋根葺き替えを選ぶ判断基準は「下地(野地・ルーフィング)の健全性」と「漏水履歴の有無」です。繰り返し雨漏り・ルーフィング寿命・広範な腐朽があれば“葺き替え”が最短コスト。費用は120㎡目安で170万〜330万円(材質・形状で変動)。耐久性は「金属(ガルバリウム)=軽量・耐風・15〜30年」「軽量瓦=重厚感・30〜40年」「高耐久スレート=15〜25年」が目安。丸亀の強日射・潮風環境では、金属は“ケレン等級+エポキシ防錆”と高耐久ルーフィング、換気棟の併用が効果大。見積は「材料規格(屋根材・ルーフィング)・役物(棟/谷/雨押え)・数量(m・㎡)・膜厚/等級・保証」を数値で比較します。
第1章|丸亀“ならでは”の劣化背景(判断の前提)
- 強日射・高日照:屋根表面60〜70℃に達し、塗膜・ルーフィングの劣化加速
- 潮風・海塩粒子(海岸〜約1km):金属部の白サビ/赤サビ、板金重ね目の腐食
- 乾燥傾向+台風/ゲリラ豪雨:縁切り不足・谷やドレンの弱点が豪雨時に露呈
第2章|“葺き替え”を選ぶべき症状(スイッチの目安)
- 繰り返す雨漏り(棟・谷・取り合いを直しても再発)
- ルーフィング(防水紙)の破断・劣化、野地合板の腐朽・波打ち
- スレートの広域反り・割れ、金属屋根の孔食進行、瓦のズレ・割れ多発
- 内装被害(天井雨染み・カビ)+屋根面に複合不具合
■下地が概ね健全なら…カバー工法(120万〜220万円)も選択肢。下地劣化が強い場合は葺き替えが確実。
第3章|屋根材別の耐久性と特徴(丸亀版)
- 金属(ガルバリウム鋼板)
- 耐久性:15〜30年(規格・環境で幅)/軽量で耐震・耐風性に優れる
- 断熱・遮音:断熱材付や遮熱塗装の併用が有効
- 塩害:表面処理グレード・役物の防錆・定期洗浄が鍵
- 軽量瓦(防災瓦・樹脂繊維補強など)
- 耐久性:30〜40年/重厚感・高耐候、重量は金属より重いが軽量仕様あり
- 風対策:全数釘/ビス留め・防災仕様で台風に強い
- 高耐久スレート(改良型)
- 耐久性:15〜25年/デザイン多様、金属より重いが瓦より軽い
- メンテ:将来塗装前提の計画で運用
補足:丸亀の高日射対策として、金属は遮熱塗装・換気棟の併用、瓦・スレートも換気棟の追加で小屋裏温度を低減。
第4章|費用相場(120㎡想定・税込の一般目安)
- 金属(ガルバリウム鋼板)への葺き替え:200万〜310万円
- 軽量瓦への葺き替え:220万〜330万円
- 高耐久スレートへの葺き替え:170万〜280万円
- 変動要因
- 形状(寄棟・入母屋・谷/ドーマ数)、勾配、役物量(棟m・谷m・雨押えm・換気棟数)
- 下地補修量(野地増し張りの要否)、仮設(3階建・急勾配)
- 付帯(雨樋交換・破風板金化)を同時実施するか
■仮設足場:単独15万〜25万円(外壁同時で共用可)
第5章|標準工事内容(工程と品質の要点)
- 既存撤去
- 既存屋根材・ルーフィング撤去→産廃処理(飛散防止・粉塵対策)
- 野地確認・補修
- 野地合板の腐朽・段差を増し張り/交換で平滑化(12mm合板が一般的)
- ルーフィング(防水紙)新設
- 改質アスファルト高耐久品(JIS・メーカー規格)/重ね幅・立上りを規定通りに
- 本体葺き
- 金属:はぜ・ビスピッチ管理、防錆処理(切断端部・留め金具)
- 瓦:全数留め・耐風/防災仕様、高台風域の施工基準に準拠
- スレート:メーカー基準で留め付け
- 役物・納まり
- 棟・ケラバ・雨押え・谷・雪止・換気棟、立上り高さ100〜150mm、通水性の確保
- 検査・引渡し
第6章|丸亀“適合”の仕様最適化(再発防止のコツ)
- 防錆:金属はケレン等級(該当箇所)+エポキシ防錆(切断端・役物)を徹底
- 防水:高耐久ルーフィング(改質アスファルト)+谷板の材質・厚み指定
- 通気:換気棟や有効換気経路で小屋裏熱を排出(遮熱との併用で効果増)
- 固定:台風対策で棟のステンビス・下地樹脂貫板、瓦は防災仕様を選択
第7章|見積書の“赤ペン”チェックリスト(葺き替え版)
- 数量:棟m・谷m・雨押えm・換気棟/雪止の数量、野地増し張り㎡
- 規格:屋根材名・板厚/等級、ルーフィング(改質アスファルト)規格、役物材質
- 工程:撤去範囲、重ね幅・立上り寸法、締結方式(ピッチ/ビス種類)
- 品質:通水試験・締結トルク確認、雨天順延、可使時間、含水率(目安12〜15%以下)
- 付帯:雨樋交換の有無、破風板金化、足場仕様(外壁共用可否)
- 保証:材料・施工の年数と範囲(金属10〜20年・施工5〜10年目安)
- 提出物:前/工程/後の写真台帳、検査記録・保証書
第8章|丸亀市の想定事例(費用・効果)
事例A|飯野町・スレート→ガルバ葺き替え120㎡
- 内容:撤去→野地増し張り→改質アスファルト→立平葺き→換気棟
- 費用:225万円
- 効果:漏水根治、耐風性・断熱性UP、メンテ周期延伸
事例B|柞原・瓦→軽量瓦葺き替え110㎡
- 内容:撤去→野地補修→高耐久ルーフィング→防災瓦→雪止
- 費用:278万円
- 効果:地震時の荷重軽減・意匠性維持、台風時の固定力向上
事例C|川西町・金属→高耐久スレート葺き替え100㎡
- 内容:撤去→野地補修→高耐久ルーフィング→スレート→雨押え
- 費用:198万円
- 効果:美観刷新、将来の再塗装計画が立てやすい
第9章|専門家コメント
- 「丸亀は日射・風・塩の三重負荷。葺き替えでは“ルーフィング規格”“通気(換気棟)”“役物の納まり”を最優先に比較すべきです。」
- 「金属を選ぶなら遮熱色と端部防錆、瓦なら防災仕様、スレートなら将来のメンテ計画まで含めたLCC(ライフサイクルコスト)で判断を。」
- 「見積は『m・㎡・等級・規格』の数字で横並びに。『一式』中心の提案は避けましょう。」
第10章|FAQ(よくある質問)
- Q1. カバー工法と葺き替え、どちらが良い?
- A. 下地が健全ならカバーがコスパ良。腐朽や繰り返し漏水なら葺き替えが確実。
- Q2. 工期はどのくらい?
- A. 100〜120㎡でおおむね5〜10日(天候により変動)。
- Q3. 台風時期でも施工できる?
- A. 原則避ける。実施する場合は順延条件・養生・締結確認を厳格に。
- Q4. 火災保険は使える?
- A. 風災・飛来物被害は対象になり得る。被害写真・見積・報告書を準備。
- Q5. いつ点検すべき?
- A. 築8〜12年で初回、以降2〜3年おき。台風後は臨時点検を。
第11章|今日からできる準備チェックリスト
- 屋根材・築年数・漏水履歴・過去工事の有無を整理
- 棟・谷・取り合い・錆/割れの写真を方位別に撮影
- 同一仕様で3社に見積依頼(屋根材・ルーフィング規格・役物数量・保証を固定)
- 見積の「数量・規格・等級・膜厚・保証」を赤ペンチェック
- 外壁同時施工の足場共用メリットを試算、ベストシーズン(3〜6月/10〜11月)に合わせ工程・順延条件を契約に明記
第12章|株式会社 彩工業
事務所概要
所在地:〒763-0054 香川県丸亀市中津町379-1
電話番号:0800-8080-416(フリーダイヤル)
受付時間:9:00~18:00(年末年始、GW、お盆、祝日、土日を除く)
公式サイト:https://www.irodori-k.com/
対応方法:Zoom・電話・来所
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