丸亀市の塗装プロが教える塗料の選び方と耐用年数
目次
【結論】
丸亀市は強い日射と潮風の影響で“南面の退色”と“金属部の錆”が早まりやすい地域です。外壁はラジカル以上(標準はラジカル、長期はフッ素/無機)、屋根は遮熱グレード、金属部は「ケレン等級管理+エポキシ防錆下塗」を基本にすると、耐用年数と長期コストが安定します。耐用の目安は外壁でシリコン10〜13年、ラジカル12〜15年、フッ素15〜20年、無機18〜25年。見積では「製品名・塗布量・缶数・工程・保証」を数値で確認し、シーリングは“撤去打替え”を前提にしましょう。
第1章|丸亀市“ならでは”の気候特性と劣化傾向
- 強日射・高日照:南面の色褪せ、艶引け、チョーキングが早い(濃色ほど熱影響が大)
- 乾燥傾向+ゲリラ豪雨:普段は乾くが豪雨時に雨仕舞いの弱点が露呈(目地・開口部)
- 潮風・海塩粒子(海岸線〜約1kmで影響増):金属付帯の白サビ/赤サビ、サイディング目地劣化が進みやすい
第2章|塗料の種類と耐用年数(外壁の基礎)
- ウレタン(耐用7〜10年)
- 特徴:柔軟、コスパ重視だが近年は選択率低め
- 丸亀適合度:△(日射・潮風下では短命になりやすい)
- シリコン(10〜13年)
- 特徴:バランス型。初期費用を抑えたい場合の定番
- 丸亀適合度:◯(標準だが南面の退色には注意)
- ラジカル制御(12〜15年)
- 特徴:顔料劣化を抑制、退色・チョーキングに強い
- 丸亀適合度:◎(基本解。南面・海側でも安定)
- フッ素(15〜20年)
- 特徴:高耐候・低汚染。光沢保持に優れる
- 丸亀適合度:◎(角地・吹き曝し・長期重視に良)
- 無機/ハイブリッド(18〜25年)
- 特徴:最高クラスの耐候。汚れに強いものが多い
- 丸亀適合度:◎(海塩・強日射への長期対応に)
補足:耐用年数は適正な下地処理・所定塗布量・環境での一般目安です。
第3章|屋根・付帯の塗料選び(丸亀版)
- 屋根(スレート/金属)
- 遮熱シリコン/フッ素(例:サーモアイSi/4F、アレスクール)
- 効果目安:表面温度-10〜-15℃、室温-1〜-2℃(断熱・換気条件に依存)
- 施工要点:スレートは縁切り(タスペーサー)必須、金属はケレン等級+エポキシ防錆
- 付帯金属(雨戸・庇・手すり・水切り)
- 下地処理:ケレン1〜3種の等級明記→エポキシ系防錆下塗→上塗(ラジカル/フッ素/無機)
- シーリング(サイディング目地・サッシ回り)
- 基本は撤去打替え(増し打ちは一時しのぎ)
- 材料:高耐候変成シリコン等で外壁の耐用に同調
第4章|目的別の“最適解”早見
- 初期費用を抑えて10年スパンで再塗装:シリコン(屋根は遮熱シリコン)
- 退色・チョーキング対策、丸亀の標準解:ラジカル(屋根は遮熱)
- メンテ回数を減らしたい、海風・角地:フッ素/無機+金属部は上位仕様
- 賃貸や集合住宅で清掃コストも意識:低汚染型ラジカル/フッ素+共用部防滑トップ
第5章|費用相場(30坪=外壁約150㎡の目安|税込)
- 外壁本体(足場・洗浄・下地補修・3回塗)
- ウレタン:70万〜95万円
- シリコン:80万〜110万円
- ラジカル:95万〜120万円
- フッ素:110万〜140万円
- 無機:120万〜160万円
- 追加費用の目安
- 付帯塗装(雨樋・破風・軒天・雨戸等):+10万〜25万円
- シーリング撤去打替え(サイディング):+12万〜25万円
- 屋根塗装(120㎡)
- シリコン/ラジカル/フッ素:45万〜105万円
- 遮熱加算:+5万〜12万円
第6章|見積書の“赤ペン”チェックリスト(塗料選定版)
- 製品名・グレード(例:日本ペイント パーフェクトトップ=ラジカル、関西ペイント アレスダイナミックMUKI=無機)
- 塗布量・回数・総缶数(下1・中1・上1/所定mL/㎡)
- 金属のケレン等級と防錆下塗の製品名
- シーリング工法(撤去打替/増し打ち)・延長m・材料名
- 付帯範囲(破風・鼻隠し・軒天・雨樋・雨戸・水切り・シャッターBOX)
- 施工保証(外壁5〜10年、付帯2〜5年)と対象事象
- 雨天順延・含水率管理(概ね12〜15%以下)の運用
第7章|丸亀市の具体的な事例・実績(仕様・費用・効果)
事例A|丸亀市柞原・築12年サイディング・30坪
- 仕様:外壁ラジカル、シーリング撤去打替、付帯塗装
- 費用:108万円
- 効果:南面の退色抑制、海側のチョーキング解消
事例B|丸亀市飯野町・築18年モルタル・32坪
- 仕様:外壁フッ素、Uカット補修、屋根遮熱シリコン同時(足場共用)
- 費用:158万円
- 効果:色持ち向上、夏季室温ピーク約-1.5〜2.0℃
事例C|丸亀市川西町・築10年金属サイディング・28坪
- 仕様:ケレン2種→エポキシ防錆→無機上塗、付帯ガルバ部含む
- 費用:132万円
- 効果:塩粒子汚れが雨で流れやすく、艶保持・防錆性が向上
第8章|専門家コメント
- 「丸亀は南面と海側の劣化が顕著。外壁はラジカル以上、屋根は遮熱、金属は“ケレン等級+エポキシ防錆”が鉄則です。」
- 「耐用年数は“塗料だけ”で決まりません。下地補修と所定塗布量の遵守、シーリングの撤去打替えをセットで考えることが長持ちの条件です。」
- 「色はA4サンプルを屋外で朝昼夕に確認。濃色は熱影響が大きいので、南面は明度を一段上げるのが丸亀では安全です。」
第9章|FAQ(よくある質問)
- Q1. 海沿いでもシリコンで大丈夫?
- A. 退色・塩害が強い面はラジカル以上が無難。長期の年間コストは下がりやすいです。
- Q2. クリア塗装は使えますか?
- A. 退色やチョーキングが進むと密着不良の恐れ。顔料系上塗+下塗での再塗装が安全です。
- Q3. ベストシーズンは?
- A. 3〜6月、10〜11月。梅雨・台風期は可使時間と含水率管理を契約に明記。
- Q4. 保証は何年が妥当?
- A. 外壁5〜10年、付帯2〜5年が一般的。施工保証と製品保証の違いを確認。
- Q5. 次回までのメンテは?
- A. 年1回の点検・洗浄、台風後のスポット点検。北面や海側の苔・塩だまりは早期清掃。
第10章|今日からできる準備チェックリスト
- 劣化写真を撮影(南/北/海側・目地・金属・屋根)
- 希望グレード(ラジカル/フッ素/無機)と色・艶(3〜5分)を仮決め
- 同一仕様で3社に現地調査依頼(製品名・塗布量・工程・数量を固定)
- 見積の「製品名・塗布量・缶数・工程・保証」を赤ペンチェック
- ベストシーズンから逆算し、雨天順延・含水率管理・写真提出を契約書に明記
第11章|株式会社 彩工業
事務所概要
所在地:〒763-0054 香川県丸亀市中津町379-1
電話番号:0800-8080-416(フリーダイヤル)
受付時間:9:00~18:00(年末年始、GW、お盆、祝日、土日を除く)
公式サイト:https://www.irodori-k.com/
対応方法:Zoom・電話・来所
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